高度な設定

GitHubとの高度な連携や、Streamの更新間隔を最適化する方法を紹介します。

スマートフォンと連携

スマートフォンや通常のブラウザで閲覧したissueを、Jasperでも既読にするためにはGitHub Notification Syncを有効にします。

この設定を有効にすると定期的(通常は60秒間隔)にGitHub NotificationからJasper側に反映させます。

JasperからGitHub Notificationへの反映は「issueを閲覧して既読にした」場合のみ行われます。次の操作はGitHub Notificationへは反映されません。

  • Jasperで未読にしたissue

  • Jasperでメニューやキーボードショートカットにより既読にしたissue

GitHub Projectsと連携

特定のGithub Projectsに関連するissueを見るにはProject Streamを作成します。

project:REPOSITORY/PROJECT_BOARDクエリを使い、通常のStreamを作成しGitHub Projects に関連するissueを見ることはできます。しかしProject Streamを使うことでProject Board(カンバン)との連携が可能になるので、Project Streamを使うことをおすすめします。

GitHub Teamと連携

自分が所属するGitHub Teamへメンションされたissueを見るにはTeam Streamを使います。Team Streamは設定画面から有効にします。

GitHub Watchingと連携する

自分がGitHub上でwatchしたリポジトリのissueを見るにはWatching Streamを使います。Watching Streamは設定画面から有効にします。

任意のissueを登録する

リポジトリやorganizationではなく、issue単独でStreamにしたい場合はSubscription Streamを使います。Subscription Streamは設定画面から有効にします。

更新間隔を最適化する

Jasperは通常10秒ごとにissueを検索して更新を取得しています。この更新間隔はStreamごとではなく、Jasper全体の更新間隔です。つまり、Streamをたくさん作れば作るほど、Stream1個あたりの更新は遅くなります。例えばStreamを3つ作っていた場合、1つのStreamが更新されるのは30秒ごとになります。

このような動作になっているのは、Streamが増えてもGitHub側に負荷をかけないようにするためです。

このため、たくさんStreamを作ると更新が遅くなってしまいます。そこで、通常のStreamを少なくしてFilter Streamを積極的に使うことで、更新が遅くならないようにします。

Filter StreamはGitHubの検索を行わず、ローカルのissueをフィルターするため更新間隔に影響を与えません。Filter Streamについての詳細は「Filter Stream」を参照してください。

例えば次のような2つのStreamを作るのではなく、1つのStreamと2つのFilter Streamを作ります。こうすることで前者では1つのStreamあたり20秒間隔の更新だったものが、後者では1つのStreamあたり10秒間隔になります。

org:nodejs
org:electron

JasperではこのようにFilter Streamを積極的に利用することを推奨しています。

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