Streamのクエリ
Streamには柔軟なクエリを指定することができます。ここではよく使われるクエリを紹介します。
オープン(クローズやマージされていない)状態のissueを見るStreamを作るには
is:open
を使います。たとえばnodejs/node
リポジトリのオープンなissueを見るには次のクエリでStreamを作成します。repo:nodejs/node is:open is:issue
しかし、Jasperでは
is:open
を使ったStreamを作ることは非推奨です。なぜなら、オープン状態のissueがクローズされたときにJasperではクローズの検知ができないためです。これはJasperがGitHub Search APIをポーリングしていることによる制約です
そのため
is:open
を使う場合は通常のStreamではなく、Filter Streamを使うようにしてください。Filter Streamは通常のStreamに対してJasper独自のフィルターをかけることができます。先程の例は次のようになります。Stream
repo:nodejs/node is:issue
Filter Stream
is:open

クローズ状態、マージ状態、ドラフト状態についても同様の制限があります。
Teamメンションされたissueを見るには
team:ORGNAME/TEAMNAME
を使います。例えば@jekyll/owners
がメンションされたissueを見るには次のようなクエリでStreamを作成します。team:@jekyll/owners
特定のユーザが関係するissueを見るには
involves:USERNAME
を使います。例えばdefunkt
もしくはjlord
が関係するissueを見るには次のようなクエリでStreamを作成します。involves:defunkt involves:jlord
involves:USERNAME
はauthor, assign, mention, comment, review-requestedをまとめて指定することができる便利なクエリです。特定のリポジトリのissueを見るには
repo:USERNAME/REPOSITORY
を使います。例えばnodejs/node
もしくはelectron/electron
リポジトリのissueを見るには次のようなクエリでStreamを作成します。repo:nodejs/node repo:electron/electron
特定のOrganizationのissueを見るには
org:ORGNAME
を使います。例えばnodejs
やelectron
Organizationのissueを見るには次のようなクエリでStreamを作成します。org:nodejs org:electron
特定のマイルストーンが付いたissueを見るには
milestone:MILESTONE_NAME
を使います。例えばnodejs/node
リポジトリで13.0.0
もしくは14.0.0
のマイルストーンがついたissueを見るには次のようなクエリでStreamを作成します。repo:nodejs/node milestone:13.0.0 milestone14.0.0
特定のラベルが付いたissueを見るには
label:LABEL_NAME
を使います。例えばnodejs/node
リポジトリでbuild
とzlib
のラベルが付いたissueを見るには次のようなクエリでStreamを作成します。repo:nodejs/node label:build label:zlib
複数のラベルを指定するとand条件となります。
スペースを含むマイルストーンやラベルの場合は
milestone:"foo bar"
のように指定してください。特定のキーワードが含まれるissueを見るにはKEYWORDを使います。例えばoctocatとgithubが含まれるissueを見るには次のようなクリエでStreamを作成します。
AND条件
OR条件
NOT条件
octocat github
octocat OR github
octocat NOT github
日本後などのマルチバイト文字やスペースを含むキーワードは
"foo bar"
のように指定してください。特定のリポジトリやラベルを含まないように指定するには
-QUALIFIER
を使います。例えばnodejs
organizatonでnodejs/node
リポジトリとbug
ラベルを含まいないissueを見るには次のようなクエリでStreamを作成します。org:nodejs -repo:nodejs/node -label:bug