高度な設定
GitHubとの高度な連携や、Streamの更新間隔を最適化する方法を紹介します。
スマートフォンや通常のブラウザで閲覧したissueを、Jasperでも既読にするためにはGitHub Notification Syncを有効にします。

JasperからGitHub Notificationへの反映は「issueを閲覧して既読にした」場合のみ行われます。次の操作はGitHub Notificationへは反映されません。
- Jasperで未読にしたissue
- Jasperでメニューやキーボードショートカットにより既読にしたissue
特定のGithub Projectsに関連するissueを見るにはProject Streamを作成します。
Project Streamの作成
Project Streamの表示


project:REPOSITORY/PROJECT_BOARD
クエリを使い、通常のStreamを作成しGitHub Projects に関連するissueを見ることはできます。しかしProject Streamを使うことでProject Board(カンバン)との連携が可能になるので、Project Streamを使うことをおすすめします。自分が所属するGitHub Teamへメンションされたissueを見るにはTeam Streamを使います。Team Streamは設定画面から有効にします。
Team Streamの有効にする
Team Stream
Team Streamの内容


自分が所属するTeamからクエリが自動的に作成されます。

自分がGitHub上でwatchしたリポジトリのissueを見るにはWatching Streamを使います。Watching Streamは設定画面から有効にします。
Watching Streamの有効にする
Watching Stream
Watching Streamの内容


自分がwatchするリポジトリからクエリが自動的に作成されます。

リポジトリやorganizationではなく、issue単独でStreamにしたい場合はSubscription Streamを使います。Subscription Streamは設定画面から有効にします。
Subscription Streamを有効にする
Subscription Stream
issueを登録する


Subscription Streamを右クリックして、メニューからissueのURLを登録します。

Jasperは通常10秒ごとにissueを検索して更新を取得しています。この更新間隔はStreamごとではなく、Jasper全体の更新間隔です。つまり、Streamをたくさん作れば作るほど、Stream1個あたりの更新は遅くなります。例えばStreamを3つ作っていた場合、1つのStreamが更新されるのは30秒ごとになります。
このような動作になっているのは、Streamが増えてもGitHub側に負荷をかけないようにするためです。
このため、たくさんStreamを作ると更新が遅くなってしまいます。そこで、通常のStreamを少なくしてFilter Streamを積極的に使うことで、更新が遅くならないようにします。
Filter StreamはGitHubの検索を行わず、ローカルのissueをフィルターするため更新間隔に影響を与えません。Filter Streamについての詳細は「Filter Stream」を参照してください。
例えば次のような2つのStreamを作るのではなく、1つのStreamと2つのFilter Streamを作ります。こうすることで前者では1つのStreamあたり20秒間隔の更新だったものが、後者では1つのStreamあたり10秒間隔になります。
2つのStream
1つのStreamと2つのFilter Stream
org:nodejs
org:electron

org:nodejs org:electron
org:nodejs
org:electron

JasperではこのようにFilter Streamを積極的に利用することを推奨しています。